以前のブログでは書いたのですが、こちらのブログに移ってからはまだでしたので、フィルインについて書いていきたいと思います。

フィルインだとか、一層残しだとか、時々耳にするけど、普通のネイルと何が違うの？と、お思いの方も多のではないでしょうか。

簡単に説明出来たらよいのですが、ちょっと長くなってしまったので、数回に分けて書いていきます(^^)

暇つぶしにでもお読みいただければ幸いです♪

さて、今回は、ジェルの種類について書きます。
ジェルには大きく分けてソフトとハードと呼ばれる2種類がありますよ。

ジェルの種類

今日、日本のネイルの主流はジェルネイルですよね。
水あめのようなジェルを爪に塗り、光を当てると固まるものです。
付替えやオフするときは、専用の液体にジェルネイルを浸して、溶かして取ります。

この、溶剤で溶けるジェルが、ソークオフジェルとか、ソフトジェルなどと呼ばれ、日本では一般的にジェルというと、こちらを指すことが多いと思います。

また、逆に、溶剤で溶けないものもあります。
これはハードジェルと呼ばれます。溶けないので、ファイル（やすり）で削ってオフします。
ハードジェルの方が古くからあるタイプです。

ソフトジェルもハードジェルも、大雑把にいうと、主成分は樹脂ですが、分子と分子の結合の強さが違います。
それにより、溶剤が浸透するかどうかが異なってくるのです。

どちらが良い・悪いということはなく、それぞれメリット・デメリットがあります。

ハードジェルの特徴

ハードジェルは強度があるので、形を成形したり、長さを出したりするのにも向いています。
ツヤもとても高く、お仕事で薬剤を使う方や、水仕事を多くする方にも向いています。

ただ、オフする時は溶剤では溶けないので、削り落とす必要があります。
この際、十分なスキルがないと、自爪まで削ってしまったりすることもありますので、注意が必要です。

ソフトジェルの特徴

一方、ソフトジェルは柔軟性が高いので、自然な付け心地です。
自爪が柔らかい方や、短い爪が好きな方にも向いています。
付けるときの自爪へのダメージが最小で済むものもあるので、イベントや旅行の時だけジェルを楽しみたい方にも最適です。
そして、溶剤で溶かしてオフすることが可能です。

ハードもソフトもそれぞれに特徴があり、十分な技術があれば自爪へのダメージは減らせます。

最近では、さらにその中間のような、溶かして落とすこともできるけど強度があるジェル、なども出てきています。

では、そのジェルを溶かす溶剤って何なのか？
を、次回書いていきたいと思います♪
≫フィルイン（一層残し）って何？～②アセトン編